ケリー・ビーマン:ファッションの新たな想像

ニューヨークを拠点に活躍するケリー・ビーマンは、当初は絵を描いていることをほとんど口外していませんでした。その後、何者かが彼女のアパートメントに侵入し、それまで6年にもわたり描き続けてきた作品の数々や所有物を盗んだのです。そこで初めて、彼女は自分の作品を世の中に出していくことを決心しました。作品は、初期のキリスト教ビザンティンの彫像、世紀末前後のウィーンのデザインやオットー・ディクス、マティス、モディリアニといった画家からインスパイアされています。独創的なスタイルで描きだされたファッションのイラストは、人々を魅了してやみません。社会学を専攻しヌードを主体とした作品が、ファッションのイラストというメディアを通して自己表現の探索となったことは、彼女にとっては自然の成り行きだったように思えます。ファッションデザインとしての真の評価を受けるまでに、彼女はアートを通して学び、その作品がコンテンポラリーファッションの世界に輝きを与えたという相互関係があったと彼女は語ります。

kellybeemanillustration.tumblr.com
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